自分の心に響くことを。置かれた場所で自分らしく。

自分の心に響くことを。置かれた場所で自分らしく。

はじめまして。Child woman family supporter(株)Office Ladybird代表のむねとうじゅんこです。
私は20代、幼稚園教諭として統合保育で子ども達がお互いを「ありのままを受け入れる姿」から学ぶことが多く、大切な幼児期の自分の責任を感じつつ、子ども達の「無限大の力」に日々感動し保育に携わってきました。9年間の私立幼稚園教諭、主任を経て、フリーランスで認定子育てアドバイザー・親子遊び講師・保育士として百貨店事業や子育て講座、養成講師や行政の親子あそび講師など、乳幼児家庭に携わるお仕事で、多くのママ、パパ、赤ちゃん、子ども達と出会わせていただきながら、今があります。昨今、たくさんの子育ての情報が溢れ、何が大切なのか見失いそうになるママ達の悩みに、寄り添えるように心がけておりますが、1971〜74年生まれ第2次ベビーブーム時代は200万人うまれてきてくれた赤ちゃんも、2019年度、うまれてきてくれた赤ちゃんは86万人です。少子化の時代だからこそうまれてくる子ども達はご家族の大切な子どもでもあり、日本の大事な子ども達。子ども達を真ん中に家庭も地域も社会も考えていける世の中であることを願い、未来ある子ども達から学びのサインを受け取り、切れ目ないつながりに心寄り添える時期を長くと思春期までの子育てサポートに従事しています。

1「感じること」「今、できること」「伝えたいたこと」地域の親子サークル・支援サークル活動
第一子誕生した時に産婦人科のマタニティサロンで出逢った母達と始まったお互いの家での集いは、密室の母と子の子育てから解放された育児時間でした。当時は専業主婦が主流でほとんどの家庭が2年保育幼稚園が主流でした。「子どもを仲間を通して遊ばせたい」「親子で何かしたい」「共に育ちあいたい」との思いを抱きあい親子が集い、四季を感じる活動をしました。サークルの冊子も私が編集し、ひと月に1回発行し続け5年ぐらい発刊しました。すべて手書きの手作り冊子で、毎回毎回コピーが大変だったのを思い出します。大きなイベントも開催し、母達が手作り品販売や手作りの催しを行い、仕事でもなく子どもと自分たちのために「何ができるか?」を考える気持ちはソトを向いていたといえるかもしれません。

この活動はかたちを変え多様化した時代に今も継承されています。子育て最中の2歳児から未就園までの親子での経験や体験を、母になる女性たちが継続し活動できていることは大きな人という資源でありこの地域のエンパワーです。私が母や父になる人に「遊び」を通じて伝えてきたことは、赤ちゃん時代から可能なHugとTouchと絵本でココロとカラダへのふれ合い「対話」です。1996年から時代のニーズに応じて3つの活動を主宰し、現在は2つの活動しています。1つは2歳児から未就園児までリーダーのお母さん達による1年間固定メンバーでの親子活動です。私の方でカリキュラム等運営させていただくことに、協力いただく形式で一年ごとに継続を考え、お母さん方の「気持ち・力・支え」のつながりで続いているサークルです。
2つ目は下の息子が生まれたのをきっかけに、産後0歳児から未就園児までの支援を目的とした、支援型の子育て支援サークル。「0歳からの子育てのつながり・始めての育児不安解消」そしてなによりも「多くの子育て仲間と知り合える場」として発足。保育園であっても幼稚園であっても、何年後かに小学校で再開した時に学童期の母や父たちの安心と地域の防犯にもつながると願い、約20年の長い歴史のなかで確実につながりを感じる声が聞こえてきます。この2つのカタチの異なる活動の連携が評価されて2010年に神奈川県第4回かながわ・子育て支援大賞「奨励賞」を授与することができました。

 

2.コミュニティ ママつながりは

地域の公民館で活動していることもあり、どなたでもコミュニティにつながれることは大きなメリットです。核家族も増え、初めての土地でお産や子育ての方も多く、育休中のママも多く参加してくださり、赤ちゃんとの時間を大切に過ごされてます。初産・経産婦さん関係なく縦横のつながりができることは大切なご縁。
約25年の活動での「一期一会」の出会いのご縁で今があります。子育て支援サークルの活動を支えてくださっているママ達は実は赤ちゃんの頃から参加くださり、親子活動でリーダーをしてくださったOGママ達です。施設取りをしてくださったり、ことあるごとに助けてくださっています。支えられた側から支える側へ
約20年で産後のママ達の支援、パパ達の子育てへの意識はすごく変わりました。ママが第2子お産で活動に来られない時など、パパが親子で参加くださるなど素敵なつながりはママだけでなくパパにも循環していきます。家族はチームであり、ママが赤ちゃんや子どもたちに”愛”いっぱい注ぐには、ママが元気でないと続きません!ママ達の「笑顔」を増やすことが子ども達へのパワーチャージ!リーダー経験をしてくださったOGママ達の支えだけでなく、地域で活動されている人形劇の方や大学生サークル、音楽演奏をしてくださる方々が協力してくださり、おじいさまたちサークルはサンタクロースをしてくださるなど、多くの方のつながりがママ達の気持ちを支えてくださいました。
近年大きな300人近い集客のイベントもOGママ達の協力で2度も開催することができたことも、OGママ達のエンパワーの賜物です。

 

3.自分の心に響くことを

私自身、30代で母親になり、保育経験あってもまったく関係なく、自分自身も新生児を抱えて戸惑い泣いた日々。自分の子育て、春夏秋冬。頭での思い込みもあれば気づきと反省の連続で「子育ては、個(性)育て。己育て。」を実感し親業も27年以上が過ぎようとしています。私の場合は7歳差がある子育てを優先し、バランスをとりながら「子育て」「家庭」「支援」「保育・教育」というワードに共通する必要としていただける場で公私ともに従事してきました。子育てを優先した時間が長かったことで、地域というコミュニティの居場所づくりをつくれたと思います。
今は女性が出産後も仕事を継続する背景があり、仕事と子育ての両立の自己実現のために子どもを預けるママや、ひとり家庭など働かなければならない環境の女性達もおられます。地域の人のつながりが希薄化している時代と言われていますが、ひとりで悩まれるママの助けになるようなママ同士の人のつながりが地域であることを願うのです。保育・教育×医療×福祉の連携を感じながら、産科診療所の外部講師として10年以上携わらせていただき、昨年から短期大学の非常勤講師として保育学生に「乳児保育」の授業を受け持たせていただくなど、ステップアップしながらご縁で置かれた場所でお仕事させていただいてます。
時代は流れても赤ちゃんや子どもは「子ども時間を生きている!」この子達の力は生まれてくるときも、遊んでいるときも命いっぱいです。そして「親になる」育ちを教えてくれる存在だということを私自身が感じ、自分の心にこの響くことを積み重ね学び、経験をしながら、地域では大切なコミュニティを育み、子ども達に関わる方や子ども達に向けても現場で、伝えたいことをお話をさせていただいています。
そして、これから母になろうとしている女性やご夫婦そして今、幼子と過ごされているお母さん、お父さん、ご家族の方達に『May I help  you?』成人年齢が18歳になるとしたら大人になるまでに必要なこども時間は約7300日。どのように過ごしますか?子どもと女性とご夫婦と家族のためにできることを今後も、心の声を信じて模索し続けていきたいと思います。

   

4.みんなちがってみんないい

みんなちがってみんないい。比較することをやめて「今を大切に」過ごす。生きる。「今を大切に」のたいせつさを、歳を重ねることで本当の意味を知ることになります。今を大切にするには、「自分を大切にする」ことも大事なこと。保育者時代も親になっても『待つ』『受け入れる』『信じる』大事なキーワード。
長くサークル活動していると突然の哀しいお別れや命の限り最期まで子ども達のことを想い、早い旅たちをされたママ達のことを想います。生きたかったであろう、子どもの成長を楽しみにされていたであろうに、その無念さは計り知れず、幼子たちがただただ、健やかに成長されていくことを地域で見守ることしかできません。私は自分のできることで、誰かのために少しでもその想いに寄り添える自分でありたいと思うのです。自分のできることをできるタイミングでしていけることは幸せなことであり、自分にも家族にもベストなのだと思います。誰と比べることもなく。そして、あたり前に過ごしている今日に「ありがとう」の気持ちを忘れずにいたいと思います。

 

5.あなたが自分で決めていい

現場にいると、子育てに『喜び』を感じながらも情報過多で『不安』『心配』が尽きないママたち。二人目以降、歳が近い子育てに疲れ果ててしまうママたち。お産と共に保育園のことを考えてストレスで心もカラダも休まらないママたち。きちんとやらないと・・私はダメなママになっちゃう!と産後動きすぎてしまうママ達。「何が正解なの?」子育てに正解はないです。子どもは子どもを生きています。とっても命いっぱいに生きているの「何が大事なの?」あなたが大事です。「助けて!」って言えない。助けを求めることはNGなことと思っているママ達も多いですが、誰かに聞いてもらえるだけでもスッキリする場合もあります。女性は察してほしいと思っているのに男性は察してくれない!とパートナーシップにおいてもイライラが募ることも多々。残念ながら、男性の多くは察するよりハッキリ言ってもらった方か理解できる方が大半であり、初めての育児もアルバイト生と同じ(笑)です。
女性は選択肢が増えれば増えるほど「女性・妻・母・育児・仕事」自分は一人なのにたくさんの顔をもっています。どれもあなたです。でも一人の大切な人として、自分が笑顔でいられる時間が増えるといいですよね。
多様な価値観、ワークスタイルが求められている現在、一人ひとりのニーズによってさまざまな対応を考えていかなくてはならない時代ですが、働くことも、家で子どもと過ごす期間を選択することも、自分の生き方は女性があなたが「自分で決めていい」。専業主婦時代が長かった私たち世代に限らず、ソトに目を向け誰かとつながりあえるママ達の生活が充実感にあふれていたら、笑顔でいられたらすべてソトママなのだと思います。どんなことがあろうと、あなたがいてくれて、置かれた場所であなたがあなたらしくいられる選択がソトママ!ですね。

6.プロフィール
宗藤純子(むねとう じゅんこ)

Child woman family supporter
株式会社Office Ladybird代表取締役私立幼稚園教諭主任9年幼稚園教諭・保育士、認定子育てアドバイザーとして産前産後乳幼児期~思春期までの子ども・家庭への切れ目ない支援約30年以上従事。
親子講座や行政・企業・学校で多岐にわたり講演多数。
地域での子育ち親育ち活動25年主宰し2010年に「神奈川県かながわ子育て支援大賞・奨励賞」授与。
2009年より教育現場等で、年齢対象のいのちの授業を年齢対象に伝える。
◆鎌倉市内産科診療所「ティアラかまくら」での事業講座外交部講師として開院当初より11年。
◆2018年度、保育者向けチャイルド社『POT』の01歳児あそびパーク担当。
◆2019年度、2020年度帝京短期大学『乳児保育』非常勤講師。
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