フリーランスの女性の出産・育児制度

フリーランスの女性の出産・育児制度

無いんですよね・・・
タイトルは女性としましたが、もちろん男性も無いんですよね・・

産前産後の休業もなければ所得補償もない・・

営業も経理も全部自分でやらないといけなくて
ただでさえ大変。しっかり社会保障は払ってる。
だけど何もサポートが無いんですよね。。

これってあまりに不公平ですよね。。

いま20代30代ってとくにフリーランスが増えている。
子どもを一番生む世代にサポートがない。
そりゃ少子化が進むわ・・

雇われている労働者であれば
下記のような記事の制度が段々と充実してきていますが
(参考;出産・育児に関する法制度一覧

働き方改革で増えてきているフリーランスには一切無い。

フリーランスの方が生活厳しいのが実態なのに・・

ざっくり言えば300万円も差があるのです。。

出典:「雇⽤関係によらない働き⽅と⼦育て研究会 緊急アンケート調査 2017年版(PDF)」

この資料、2017年なんですよ。

いま2020年。ますますフリーランス増えているのに抜本的な解決が何も図られていない。。

 

そもそもフリーランスが増えている理由は
単に自由を求めたからじゃなく
もはや雇用されることがリスクととらえて
フリーランス化している若者の闇がありますよね。

☑昔は出世がし易かった
→ 今はポストが埋まってる。
☑給与が上がることがイメージしやすかった。
→ 昇格どころか昇給もほぼない。
☑残業代が稼げた。
→ ブラック残業が減ったとはいえ、ホワイト残業もなくなった。

若者が十分な条件の仕事に就くことが限りなく難しくなってますね。

かと言って将来の成長もない会社で我慢して雇用されて働いても
✖副業も実際はしづらくてチャレンジできない
✖投資しようにもそもそもそんな元本ないし

だから企業に身を置くことがリスクでしかないから
フリーランスにならざるを得ないと思って
フリーランスしている人も多いかと思います。

だけど爆弾があったわけですね。
産休・育休など社会保障が何もない!!

そういう経験がない若者は
そこまでキャリア考えづらいですからね。。

早急に支援策が必要なのでは。。

 

こんなためにフリーランスのママはどんな実態かと言うと

出典:「雇⽤関係によらない働き⽅と⼦育て研究会 緊急アンケート調査 2017年版(PDF)」

しかもですよ、、

出典:「雇⽤関係によらない働き⽅と⼦育て研究会 緊急アンケート調査 2017年版(PDF)」

シッターはこの頃から比べると
多少利用しやすくなりましたが
それでも負担は大きい。。。

この記事、ママという立場について書きましたが
フリーランスの男性も同じです・・・

早急に解決すべき社会課題だと思います。

今後どういった形で子どもと生き延びていけるのか
調査していきたいと思います。

ソトママ編集長 / 公認会計士
松本ゆうや

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